温泉・温泉、こんなときは温泉だよね
草津温泉共同浴場ではマナーを守りましょう
草津温泉には共同浴場は18か所あります。
いずれも無料で開放され、一部を除くと24時間の利用が可能。
好きなときに、かけ流しの強酸性の湯を楽しめる・・・・
そんな草津温泉名物の共同浴場が、
心無い観光客のマナー違反で存続が危ぶまれています。
観光客のマナーの悪さが目立つようになったのはここ数年のことです。
町の温泉課に苦情が寄せられることが多くなりました。
その驚愕の実態は・・・
脱衣場で深夜に飲食する・・・
数人で宴会を開いて大声で騒ぐ・・・
女風呂を平気で占拠するカップル・・・
洗い場で大小便する・・・
足ふきマット、体重計、壁掛け時計など備え付けのものを盗む・・・
ここまでくるとマナー違反を通り越して犯罪ですね。
地域住民はあきれ返るとともに大いに怒って
「有料化して管理を徹底するほかない」との声も上がり始めました。
同じようにマナー違反に悩まされた長野県にある野沢温泉では
「外湯」と呼ばれる13か所の共同浴場は鍵を掛けて深夜の利用を禁止するという措置をとりました。
草津温泉でもそうせざるを得ないのでしょうか?
温泉課の職員は
「将来は18か所すべてに鍵をかけ、管理を徹底するほかないかもしれない。そうせずに、これまで同様、マナーの改善を呼びかけたい」と話しています。
地元の人との裸の交流も、草津温泉の楽しみのひとつです。
共同浴場を、草津町内外の人が気軽に裸のつきあいを楽しめる施設として存続させるためにも、観光客はマナーを守っていきましょう。