鹿教湯温泉で蛍の乱舞が見られます

鹿教湯温泉で蛍の乱舞が見られます

長野県の鹿教湯温泉（かけゆおんせん）は、
蛍がたくさん見られることで有名な蛍の名所です。

特に、狐塚沢という所では、周囲が竹などの藪で覆われ、背の高い草木に沿うように高くまでホタルが舞い飛ぶので、まるで夜空の流れ星のようです。

その数はなんと、約３０００匹といわれています。

蛍が乱舞する時期は６月中旬から下旬ころまでです。

狐塚沢以外でも、温泉地内の水路や温泉街を流れる内村川周辺にも蛍が見られ、まさしく「蛍の里」です。

鹿教湯温泉は、長野県上田市にあります。

約１２００年前からある温泉で、古くから湯治場として有名でした。

鹿に姿を変えた文殊菩薩が、
信仰心の厚い猟師に温泉の場所を教えたという伝説に基づいて
鹿が教えた湯すなわち鹿教湯というようになったそうです。

泉質は、単純温泉 (弱アルカリ性低張性温泉)、ほとんど無色・透明です。

杖いらずの湯、とも呼ばれるほど
神経痛・関節痛・リュウマチなど体の疲れを癒すのに有効です。

また、温泉地内に数か所、飲泉所があり飲泉もできます。

とても飲みやすくアルカリイオンの美味しい温泉で、
便秘解消など整腸作用、胆汁分泌促進作用があります。

温泉を利用してリハビリを中心に取り組む鹿教湯病院やクアハウスなどもあるので、湯治場として、じっくり滞在するのもよいでしょう。

アクセス

鉄道：長野新幹線およびしなの鉄道上田駅より千曲バス奥鹿教湯病院線で約70分。または、篠ノ井線松本駅より松本電鉄バス鹿教湯温泉線で約50分。
      （松本電鉄で鹿教湯東〜鹿教湯三才山病院口のみの乗車は不可）

自動車：長野自動車道では松本ICまたは豊科ICから40分。
または、上信越自動車道では東部湯の丸IC、上田菅平ICから40分。

鹿教湯温泉　かつら旅館

長野県　源泉かけ流しの温泉