温泉・温泉、こんなときは温泉だよね北海道十勝川温泉は美肌と豚で有名

温泉・温泉、こんなときは温泉だよね

十勝川温泉は美肌と豚で有名

十勝川温泉はモール温泉とも呼ばれ、美肌の温泉として有名です。

そのヒミツはモール泉に含まれる豊富なミネラル成分です。

日本の多くの温泉が、火山の熱によるものですが、十勝川温泉は非火山性温泉です。

北海道帯広市の郊外、音更町の十勝川温泉ですが、
この周辺一帯の地中深くにある岩盤層が地球の地殻運動で摩擦熱を帯び、
その熱で地下水が温められる、というわけです。

この付近の一般的地層は、国内では稀な花崗岩の礫層があり、
火山灰土の下部に古代の植物が堆積した泥炭層、その下に亜炭層、さらに岩盤層へと地中深く続いています。

泥炭層はおよそ300万〜1500万年前の針葉樹、潅木、葦、藻類などが堆積物した地層で、太古の植物が未分解のまま有機物としてその成分が長く保存されているのです。

つまり地下水には泥炭層の有機物質、
花崗岩のミネラルがたっぷり溶け込んでいるのです。

このミネラルがモール温泉に含まれる有機と結びつくと、
有機ミネラルという物質に変化し、皮膚の細胞に浸透しやすくなります。

この有機ミネラルはフミンという物質で、細胞再生を促し、つるつるの若々しい肌になります。

十勝川温泉はこのフミン物質が著しく豊富な温泉で、世界でも稀な植物性泉質と花崗岩ミネラル成分が偶然にも合わさり初めて生まれる、奇跡の温泉なのです。美肌の湯、美人の湯といわれるわけです。


さらに、十勝川温泉では、
このミネラルたっぷりの琥珀色の湯「モール温泉」を養豚場の豚に飲ませているんです。
モール温泉を飲んで育った豚はとても健康で、肉質がしっかりし、かみ応えがあり、とてもおいしいそうです。

この「モール温泉豚」の豚料理は十勝川温泉の新たな名物になり、
旅館やホテルで大変好評だそうです。

豚まんやチャーシュー入りのカップ麺も旅館やホテルの売店で販売されています。

ぜひ食べてみたいですね。

さらにさらに!ホワイトアスパラガスの生産も始まるようです。




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